歯が抜けた・インプラント
目次
- インプラントとは
- こんな方にお勧めです
- インプラントの利点
- 当院のインプラント治療の特色
- インプラントのコンセプト
- 当院で使っているインプラント体(人工歯根)
- 痛みの少ないインプラント治療
- シンプラントによるコンピューター解析(術前シミュレーション)
- インプラントにまつわる様々な治療法
- インプラントの手順
- 西村先生のインタビュー
- 紹介記事
- インプラント症例一覧
1.インプラントとは
インプラントは人工歯根を取りつけ、まるで本物の歯のように仕上げるのが大きな特徴です。
義歯(ぎし:入れ歯)と異なり、取り外し式ではなく固定式のため、あたかも天然の歯のように見た目も機能的にも回復が可能です。
処置をするのは歯を失った部分のみなので、ブリッジのように前後の歯を削りません。
また、骨がやせ細ることはなく、手入れをすることにより半永久的に維持が可能な治療法です。
2.こんな方にお勧めです
前歯を1本失った
奥歯を失った
全ての歯を失った
総入れ歯が不安定
3.インプラントの利点
インプラントの具体的なメリットは、どんなことなのでしょうか?
- 自分の歯のようにしっかり噛め、好きなものが食べられる
- 見た目の自然感を回復できる
- 咬み合わせを一定に保てる
- 見た目の若さとともに、精神的若さを回復する
- 自分の歯を取り戻せたことにより精神的、肉体的に自信がつく
4.当院のインプラント治療の特色
当院ではチーム医療を基本とし、西村紳二郎医学博士(年間埋入本数300本以上)を中心に、麻酔専門医を含めた複数名のドクターでオペ(手術)にあたります。
5.インプラントのコンセプト
「患者さんに安心で最良のインプラント治療を」を理念とし、一生おつきあいいただける治療をしております。
歯を失ってお困りの方々の悩みを少しでも解消し、楽しく健康な人生を送っていただけるようお手伝いしたいと考えています。
「インプラント」という言葉から連想される、イメージの悪さや痛いというイメージを解消するため、治療の際には最良のクオリティの器具・材料などを使用しています。
ドクター・スタッフも、患者さんにとって最良の診療ができるよう時間をかけています。
当院のインプラント治療は、世界レベルの治療を体験できます。
当院では院内にArt Center(技工室)を持ち、セラミックなどの補綴物(ほてつぶつ:インプラントの上物)を一人一人の患者さんに合うようオーダーメイドで作製しています。
色や形ともに患者さんに納得していただけるようなArt(芸術品)を作り続けています。
ドクター・スタッフもインプラントの専門を極めた診療を行っています。
当院が、インプラント治療において大切であると考えていることは次の4点です。
Concept1 痛みや不安、不快感を感じさせない
「チームファースト」として西村医師を中心に複数のドクターでオペにあたっています。
いかなる状況にも対応出来る設備及び薬剤を常備しています。
Concept2 最良のインプラント材と熟練した専門医の技術
一次オペに関してはCTスキャン撮影を必須と考えております。
シンプラントによるコンピューター解析も行います。
ドクター
医師 / 西村紳二郎(年間埋入本数300本以上)
森山明勲、近藤孝洋
麻酔専門医 / 田中富貴子
の3名以上でオペにあたります。
Concept3 院内技工
適正な上部構造(かぶせ等)を当院内の技工士が作製し、あらゆるご要望にお応えします。(5年保障)
Concept4 メンテナンス
治療終了後の定期的なメンテナンスをします。
具体的には、3ヶ月ごとのクリーニング実施をします。
6.当院で使っているインプラント体(人工歯根)
世界で通用するインプラント体は数種類しかないと考えます。
当院では信頼できる下記のシステムから、症例ごとに最適なものを選んで用いています。
Zimmer
3i
GC
ブローネマルク
7.痛みの少ないインプラント治療
当院では、インプラント治療の世界基準でもトップレベルの技術を提供しております。
全身管理ができる麻酔医が担当し、非常に難しい症例でもインプラント治療をお受けします。
眠っている間に治療が可能な「ほぼ無痛麻酔」(静脈内鎮静法:じょうみゃくないちんせいほう)で、痛みのない快適な状態でインプラントの治療が受けられます。
麻酔認定医のもと、全身管理下でモニタリングしながら安全に最新のインプラント治療を施します。
これにより、痛みや口を長く開けたままのだるさ、音などの不快感、恐怖感を感じることはありません。
手術時間も実際より短く感じ、寝ている間に終了します。
安心のために、酸素ボンベや緊急薬品などすべて取り揃えております。
8.シンプラントによるコンピューター解析(術前シミュレーション)
インプラントは治療計画が命といっても過言ではないくらい、術前の調査・シミュレーションが大事な治療です。
具体的に歯、顎(あご)の骨の厚さや形、神経の位置などを調べ、インプラントに耐えうるアゴの骨の状態かをよく審査することが成功のカギです。
CTで撮影すると、それらの情報を得ることができます。
当院ではより安全な手術のために、さらに「シンプラント」というコンピューターシステムで解析します。
CT画像から作成する3D画像により、綿密な治療計画を立てることが可能です。
具体的にはどのようにするのでしょうか?
1.CTデータを取り込みます
2.立体的な3D画像であらゆる角度から骨の様子を見ます
歯の欠損部分に、最終補綴物が入った状態をシミュレーションします。
9.インプラントにまつわる様々な治療法
インプラントでは、歯の根っこに当たる部分が金属(チタン)です。
それを支えるアゴの骨の量や厚さ、高さがしっかりしてなくては安定しません。
そのアゴの骨が足りないときには、まずその骨の治療をしなければなりません。
一体どんな治療をするのでしょうか?
サイナスリフト(上顎洞底挙上術:じょうがくどうていきょじょうじゅつ)
上顎歯槽骨(じょうがくどうしそうこつ:上アゴの骨)が薄く(5mm未満:がやせている状態)、上顎洞(じょうがくどう:鼻の脇の空間)が低い位置にある場合、上顎洞底を押し上げて骨移植材を填入し、歯槽骨幅を確保します。
頬側から移植材を入れ、骨の高さを増大させます。
ソケットリフト
先ほどのサイナスリフトの手法の一つです。
専用の器具(オステオトーム)を使用して、上顎洞を押し上げ骨材を充填します。
インプラントを埋入する部分から押し上げるので傷口が小さくて済み、腫れもほとんどありません。
また、多くの歯を失った場合は、下記のような治療法もあります。
All-on-4(オールオンフォー:ブリッジタイプ)
義歯(ぎし:入れ歯)と異なり、取り外し式ではなく固定式のため、あたかも天然の歯のように審美的・機能的回復が可能です。
歯を失った部分のみの処置で、ブリッジのように前後の歯を削りません。
また、骨がやせ細ることはなく、手入れをすることにより半永久的に維持が可能な治療法です。
All-on-6(オールオンシックス:ブリッジタイプ)
ALL ON 6(オール オン シックス)は、ALL ON 4(オール オン フォー)に改良を加えた、日本人の骨格に合った新しいインプラント治療法です。
インプラントの6本にしたことで全体の歯に力が加わり、奥歯やアゴの骨にダメージを与えずに、より快適で安定した噛み心地が得られます。
10.インプラントの手順
インプラントの治療はなかなか長い時間かかります。
では何どれくらい時間がかかるのでしょうか?
メンテナンス部分まで含めてご説明いたします。
1.カウンセリング
検査の前に時間をかけて十分なカウンセリングをします。症状や今後の希望をお聞かせください。
2.インプラント治療計画作り
術前診査・診断を行い、治療計画を作ります。
歯周病などインプラント治療に支障がある場合はまずその治療を先に行います。
また、抜歯や狩場を作ることもあります。
- 術前診査・診断内容(口腔内検査:診断用石こう模型・レントゲン・CT・3Dデジタルシミュレーション審査、糖尿病の有無/感染症の有無/肝機能/血圧 ※高血糖、糖尿病、高血圧の方は内科にてコントロールが必要)
- 治療計画の立案+インプラント前の初期治療(抜歯/歯周病のコントロール/仮歯の作成など)
3.一時手術(インプラント埋入(まいにゅう)手術)
治療計画に沿って、一時手術であるインプラント埋入手術をします。
骨が結合するまでは仮の歯を入れておくので手術当日から食事可能です。術当日から食事可能です。
- インプラント骨がしっかり結合する機関の目安
上アゴ:およそ4カ月/下アゴ:およそ2カ月 - 痛みと張れを軽減するなら「フラップレスオペ」
フラップレスオペとは、出来るだけ歯ぐきを切開しないで行う手術です。可能かどうか歯科医にお尋ねください。
4.二次手術:インプラントへのアバットメント(連結部)の取り付け
歯根部分のインプラント体と、人工の歯の部分を連結されるアバットメントの取り付けをします。
この時、人工の歯が自然に見えるように歯ぐきもきれいにします。
5.人工の歯の取り付け
人工の歯のデザインを決定し、製作に取り掛かります。
6.メンテナンス
定期的なメンテナンスがインプラントを長持ちさせます。
- メンテナンス内容:歯磨き(プラークコントロールが出来るレベル)/定期検診(3~6か月に1回)
- 検査内容:清掃状態/レントゲンやCTによる骨のチェック/噛み合わせのチェック/修理 など
料金表
西村先生のインタビュー
レディオ備後・出演記録
2013.3.25(月)イブニングステーション イブ月トピック
紹介記事
サンデー毎日 2008.10.12
インプラント症例一覧
No.1「左下の奥歯」
before
after
煩わしい部分入れ歯から解放されました。
No.2「右上の奥歯」
before
after
しっかり骨ができ、奥歯でかめるようになりました。
No.3「左上の奥歯」
before
after
前後の歯も歯周治療をして動揺はなくなりました。
No.4「左下の奥歯」
before
after
前後にも天然歯のような色調のセラミックを入れました。
No.5「下の歯すべて」
before
after
部分入れ歯が不快でしたが骨もしっかりでき何でも
かめるようになりました。
No.6「左下の奥歯」
before
after
部分入れ歯を入れたくないとの事で治療を始め、
奥歯でかめるようになりました。
No.7「右上の奥歯」
before
after
オペ当日に仮歯を入れた症例です。
No.8「上の歯すべて」
before
after
総義歯は気持ち悪くて困るとの事でしたが今では
自分の歯のように使えて快適だそうです。
No.9「上の前歯」
before
after
人工の物と思えないほど自然な仕上がりです。
No.10「下の奥歯」
before
after
咬合機能が回復し自然な口元になりました。
No.11「左下の小臼歯2本」
before
after
よくかめると喜ばれています。
No.12「左上の奥歯4本」
before
after
入れ歯が辛かったとの事で、快適になりました。
No.13「右下1本」
before
after
ブリッジにしたくないとの事で喜ばれています。
No.14「上下の歯すべて」
before
after
最終的なかぶせが入るまで仮歯でかむ事ができます。
下の歯はオペ当日に仮歯が入りました。
No.15「右下の歯」
before
after
No.16「左上の歯」
before
after
No.17「左下の奥歯」
before
after
入れ歯にならなくて良かったと喜ばれています。
No.18「左側の奥歯」
before
after
天然歯を削る事なくかぶせが入りました。
No.19「左上の小臼歯」
before
after
歯肉がきれいに回復しました。自然な仕上がりに
満足されています。
No.20「下の歯」
before
after
オペ当日、急きょ仮歯を入れる事になりました。
総義歯の使用は難しく、仮歯が入って本当に良かったと喜ばれています。
No.21「下の歯2本」
before
after
元々、永久歯が無い例です。健全歯を削る事なく
自然に仕上がりました。
No.22「上下すべての歯」
仮歯の状態・上下
仮歯の状態・正面
嘔吐がひどくて義歯を長時間使えない方です。
仮歯でしっかりかむ事ができ、最終的な補綴物を
楽しみに待っておられます。
No.23「左上の奥歯1本」
before
after
下の歯が伸びるのは困るため、挺出防止に入れた例です。
No.24「右下の歯2本」
before
after
前の歯も同じセラミックで作製しています。
No.25「左下」
before
after
義歯は使いたくないという望みが叶いました。
No.26「右下」
before
after
自分の歯でかんでいるように自然です。
No.27「左上の奥歯」
before
after
治療期間は長かったけど両方の奥歯でかめて
満足です、と喜ばれていました。
No.28「右上の奥歯」
before
after
奥歯でしっかり噛めます。
No.29「上の歯すべて」
before
after
自然な仕上がりに大満足です。
No.30「左下奥歯」
before
after
違和感無く良く噛めます。